「競馬初心者 当たりやすい」馬券の買い方を探している方は多いと思います。初めての競馬では、競馬 初心者 予想の仕方がわからず、競馬 初心者 賭け方にも迷うかもしれません。「競馬 必ず儲かる 買い方」があれば理想ですが、残念ながら競馬に必勝法は存在しません。
しかし、的中しやすい券種を選び、戦略的に購入することで、競馬の楽しさを実感し、知識を深めていくことは可能です。
この記事では、JRAが提供する競馬 買い方 一覧を紹介しつつ、競馬 初心者 買い方 おすすめの券種や、データに基づいた馬券 当たりやすい 順を詳しく解説します。さらに、競馬 当たりやすいレースの選び方や、具体的な競馬 当たりやすい 買い方についても触れていきますので、ぜひ参考にしてください。
- 競馬に「必ず儲かる方法」がない理由がわかる
- 当たりやすい馬券の種類とその確率が理解できる
- 初心者が最初に選ぶべきおすすめの券種がわかる
- 的中率を上げるためのレース選びのコツが学べる
競馬初心者が知るべき「当たりやすい」基礎知識
- 「競馬で必ず儲かる買い方」は存在するのか?
- まず覚えるべきJRAの競馬 買い方 一覧
- データで見る馬券の当たりやすい順
- 競馬 初心者 買い方 おすすめは「複勝」
- 競馬の当たりやすい買い方を徹底解説

「競馬で必ず儲かる買い方」は存在するのか?
競馬の世界に足を踏み入れたばかりの方が、「競馬で必ず儲かる買い方」や「必勝法」といった情報を探してしまうのは、自然な心理かもしれません。
しかし、最初に理解しておくべき最も大切な結論から申し上げますと、競馬に「必勝法」や「絶対に儲かる買い方」は、残念ながら一切存在しません。
もしインターネットやSNSなどで、「絶対に当たる」「元本保証」「関係者からの八百長情報」といった甘い言葉で高額な情報料や会費を要求するものがあれば、それは例外なく詐欺である可能性が極めて高いと認識してください。JRA(日本中央競馬会)も、公式サイトなどで悪質な予想業者に対して繰り返し注意喚起を行っています。
なぜ、競馬に「必勝法」が存在しないと断言できるのでしょうか。それには、経済的なシステムと、スポーツとしての性質という、二つの大きな理由があります。
理由1:控除率(ハウスエッジ)という壁
第一の理由は、競馬のシステム自体に組み込まれている「控除率(こうじょりつ)」、いわゆるハウスエッジ(手数料)の存在です。
控除率とは、私たちファンが購入した馬券の売上総額から、JRAがレースの賞金、競馬場の運営費、国庫への納付金などとして、あらかじめ一定の割合を差し引く仕組みのことを指します。
そして、この控除率を差し引いた残りのお金(売上の約70%〜80%)が、的中した馬券を持っている人たちへ「払戻金」として分配される原資となります。
重要なのは、この控除率が馬券の種類によって異なって設定されている点です。
- 単勝・複勝: 控除率 20%(還元率 80%)
- 馬連・ワイド・枠連: 控除率 22.5%(還元率 77.5%)
- 馬単・3連複: 控除率 25%(還元率 75%)
- 3連単: 控除率 27.5%(還元率 72.5%)
- WIN5: 控除率 30%(還元率 70%)
例えば、最も控除率が高い3連単の場合、私たちが100円の馬券を購入した瞬間、その価値は平均的に72.5円になっている計算になります。つまり、全ての参加者の平均的な収支は、馬券を買った時点で必ずマイナスになるよう、構造的に設計されているのです。
理由2:スポーツとしての不確定要素
第二の理由は、競馬が「生き物」である競走馬によって行われるスポーツであるという点です。
どれだけ過去のデータを分析し、完璧な予想を立てたつもりでも、レース本番では予測不可能な様々なアクシデントが発生し得ます。例えば、馬の当日の体調が万全でなかったり、スタートで出遅れたり、レース中に他の馬と接触して不利を受けたりすることもあります。
他にも、天候の急変による馬場状態の変化や、騎手の判断、レース展開の紛れなど、人間の予測を超えた不確定要素が常に存在します。これらの要素が複雑に絡み合うからこそ、競馬はスポーツとして面白く、ドラマチックでもあるのです。
思考の転換:「必勝」から「賢い賭け方」へ
これらの理由から、「必ず儲かる」という状態は、競馬のシステム上、そしてスポーツの性質上、論理的に不可能と言えます。
したがって、競馬で「勝つ」(=長期的に利益を上げ続ける)とは、この控除率という数学的な壁と、スポーツとしての不確定要素を乗り越え、他の多くの馬券購入者よりも優れた予測と資金管理を継続的に行うことを意味します。
初心者の皆様に求められるのは、「必勝法」という幻想を探すことではありません。そうではなく、的中確率を高め、損失リスクを管理し、長期的な収G益性を追求するための「賢い賭け方」、すなわち戦略的な馬券術を学ぶことこそが、競馬を深く楽しむための唯一の道なのです。

まず覚えるべきJRAの競馬 買い方 一覧
競馬の戦略を立てる上で、まずはどのような馬券の種類(券種)があるかを知ることが土台となります。JRAでは現在、10種類の馬券が発売されています。
それぞれ的中条件や難易度が異なり、リスクとリターンのバランスも様々です。初心者のうちは、まず当たりやすいシンプルな券種から始めるのが良いでしょう。
ここで、JRAが発売する全10種類の馬券の特徴を表にまとめます。
| 券種 | 的中条件 | 難易度 (目安) | 特徴 |
| 単勝 | 1着になる馬を1頭当てる | ★☆☆☆☆ | 最もシンプル。控除率が低く有利。 |
| 複勝 | 3着以内に入る馬を1頭当てる | ★☆☆☆☆ | 最も当たりやすい。初心者に最適。 |
| 応援馬券 | 1頭の「単勝」と「複勝」を同額で購入 | ★☆☆☆☆ | 特定の馬を応援するのに適している。 |
| 枠連 | 1着と2着の枠番号の組合せを当てる | ★★☆☆☆ | 馬連より組合せが少なく当てやすい。 |
| 馬連 | 1着と2着の馬番号の組合せを当てる | ★★★☆☆ | 配当も狙える、基本的な馬券。 |
| ワイド | 3着以内に入る2頭の組合せを当てる | ★★☆☆☆ | 複勝の次に当たりやすくバランスが良い。 |
| 馬単 | 1着と2着の馬番号を着順通りに当てる | ★★★★☆ | 難易度が上がり、配当も高くなる。 |
| 3連複 | 1着〜3着の馬番号の組合せを当てる | ★★★★☆ | 高配当が期待できる中〜上級者向け。 |
| 3連単 | 1着〜3着の馬番号を着順通りに当てる | ★★★★★ | 最も難易度が高く、最高峰の配当。 |
| WIN5 | 指定5レースの1着馬を全て当てる | ★★★★★ | 宝くじに近い超高難易度馬券。 |
(※難易度はあくまで目安です。出走頭数によって確率は変動します)
データで見る馬券の当たりやすい順
前述の通り、馬券には様々な種類がありますが、初心者が「当たりやすい」と感じるためには、その的中確率を理解することが助けになります。
理論上の確率に基づき、18頭立てのレースで1点の馬券を購入した場合の「当たりやすい順」を見てみましょう。
- 複勝 (16.67%): 3着以内に入れば良いため、単純計算で3/18となり、圧倒的に的中確率が高いです。
- 単勝 (5.56%): 1着のみを当てるため、1/18の確率です。
- ワイド (1.96%): 3着以内に入る2頭を選ぶため、3通りの的中パターン(1-2着, 1-3着, 2-3着)があり、153通りの組合せの中で3通りが的中となります。
- 馬連 (0.65%): 1着と2着の組合せを当てるため、153通りの中で1通りのみが的中です。
- 馬単 (0.33%): 馬連の着順違いも区別するため、組合せは306通りとなり、的中確率は馬連の半分になります。
- 3連複 (0.12%): 1着から3着の組合せ(着順不問)で、816通りの中の1通りです。
- 3連単 (0.02%): 1着から3着を着順通りに当てるため、4,896通りの中の1通りとなり、極めて難易度が高いことがわかります。
このように、数学的な事実は、複勝がいかに当たりやすい券種であるかを明確に示しています。
競馬 初心者 買い方 おすすめは「複勝」
データが示す通り、競馬初心者の方に最もおすすめしたい買い方は「複勝」です。
その最大の理由は、全券種の中で圧倒的に「当たりやすい」ことにあります。選んだ1頭の馬が3着以内(出走7頭以下の場合は2着以内)に入れば的中となるため、競馬の楽しさである「的中させる喜び」を最も体験しやすい券種と言えます。
また、複勝は単勝と並んで控除率が20%と最も低く設定されています。これは、購入者への還元率が80%と最も高いことを意味し、長期的に見ても不利が少ない、賢い選択と考えられます。
配当は平均して300円前後と控えめですが、初心者が最初に目指すべきは大きな利益ではなく、レース展開と自分の予想がどう結びつくかを学び、成功体験を積み重ねることです。複勝は、そのための最適なトレーニングツールとなってくれます。

競馬の当たりやすい買い方を徹底解説
競馬において「当たりやすい」ことを最優先する場合、それは単に一つの券種を選ぶことではなく、的中確率の高い馬券を中心に据えた戦略を立てることを意味します。この戦略の土台を支えるのが「複勝」であり、その次のステップとなるのが「ワイド」です。
前述の通り、初心者が最初に体験すべき最も当たりやすい馬券は「複勝」です。これは「3着以内に入る1頭」を見抜くスキルを磨くための、いわば基本練習となります。
そして、複勝である程度「3着以内に来そうな馬」を見つける感覚が掴めてきたら、次のステップとして挑戦したいのが「ワイド」です。ワイドは、選んだ2頭が両方とも3着以内に入れば的中となる馬券です。
的中パターンは「1着-2着」「1着-3着」「2着-3着」の3通りあり、選んだ2頭がどの着順で入っても的中となります。このルールが、ワイドを戦略的に非常に魅力的なものにしています。
例えば「馬連」の場合、1着と2着を正確に当てなければならず、選んだ馬のどちらかが3着だった場合は不的中です。しかし、ワイドであれば3着までが対象となるため、馬連に比べて格段に的中させやすくなっています。
一方で、複勝1点買いよりも難易度は上がりますが、その分、平均配当は複勝よりも高くなる傾向があります。まさに、複勝の「当たりやすさ」と馬連の「配当妙味」の中間に位置する、絶妙なバランスを持った券種と言えます。
複勝で「この馬は堅い」と確信できる1頭(軸馬)を見つけたら、その馬から、2着や3着に来るかもしれないと考える他の馬(相手馬)へ数点流す「ながし」という買い方が、ワイドでは非常に有効です。
また、実力が拮抗していて軸馬を1頭に決めきれない場合は、3頭や4頭を選んでその全ての組み合わせを買う「ボックス」という買い方もあります。ただし、この買い方は購入点数が増えるため、注意が必要です。的中しても払戻金が購入金額を下回る「トリガミ」にならないよう、購入前にオッズ(配当倍率)を確認する癖をつけると良いでしょう。
ちなみに、ワイドは選んだ3頭が1着、2着、3着を独占した場合、3つのワイド馬券(1-2着、1-3着、2-3着)が全て的中する「トリプル的中」の可能性がある、唯一の券種でもあります。
このような特徴を持つワイドですが、最も重要なのはその戦略的な位置づけです。「複勝で1頭を選ぶ」練習から「ワイドで2頭の関係性(どちらも3着以内)を選ぶ」練習へとステップアップすることは、競馬予想のスキルを段階的に習得する上で非常に合理的な流れとなります。
競馬には、3連単(1着〜3着を着順通りに当てる)のように、当たれば数十万、数百万の払い戻しになる可能性を秘めた高配当馬券も存在します。この魅力は確かに大きいのですが、初心者が安易に手を出すのは賢明ではありません。
なぜなら、3連単は18頭立てのレースでは理論上の的中確率が0.02%(4896分の1)と極めて低く、ほとんどのレースで「外れる」ことが前提となるからです。これでは「なぜ予想が外れたのか」を分析する前に資金が尽きてしまい、予想のスキルアップに繋がりません。
したがって、「当たりやすい買い方」を徹底するということは、まず的中率の高い複勝とワイドに絞って少額から購入を続けることです。それにより、自身の予想が正しかったかどうかを頻繁にフィードバック(検証)する機会を得て、競馬の知識と経験を蓄積していく。これこそが、初心者が目指すべき最も賢明なアプローチです。
競馬初心者が「当たりやすい」を実現する戦略
- 競馬 初心者 賭け方の実践ステップ
- 競馬の当たりやすいレースを見極める
- 競馬 初心者 予想の3つのコツ
- 競馬初心者こそ当たりやすい馬券で学ぶ
- 競馬初心者は「当たりやすい」から始めよう
競馬 初心者 賭け方の実践ステップ
当たりやすい馬券の種類や、予想の基本的なコツを理解したら、次はいよいよ実践です。ここでは、競馬初心者が馬券を実際に購入し、レースを楽しむまでの一連の流れを、5つの具体的なステップに分けて詳しく解説します。
ステップ1:厳格な予算(軍資金)を決める
馬券購入において、予想技術以上に重要とも言えるのが、この最初のステップ「資金管理」です。
競馬はあくまで「余剰資金」で楽しむ娯ar楽であり、投資や貯蓄とは明確に区別しなくてはなりません。万が一、その日に使った金額の全てを失ったとしても、ご自身の生活や精神状態に一切影響が出ない範囲の金額を、あらかじめ「総予算」として厳密に設定してください。
初心者のうちは、具体的なルールを決めるのが効果的です。例えば、「1レースあたりの購入上限は1,000円まで」そして「1日の総予算は3,000円まで」といった形です。
このルールの最も大切な点は、その日の総予算(この例では3,000円)を使い切ったら、たとえその日の収支がマイナスであっても、きっぱりと馬券購入を止めることです。負けを取り返そうとして予定外のお金をつぎ込む「追い上げ」行為は、ギャンブルにおいて最も避けるべき行動パターンです。この規律を守ることが、長期的に競馬と健全に付き合っていくための礎となります。
ステップ2:参加するレースを選ぶ
競馬は通常、1つの競馬場で1日に12レース開催されますが、全てのレースに手当たり次第に参加する必要は全くありません。
前述の通り、レースには「比較的予測しやすい(堅い)レース」と「予測が困難な(荒れる)レース」が存在します。初心者のうちは、的中する喜びを体験するためにも、後述するような「予測しやすいレース」の条件(例:出走頭数が少ない、ハンデ戦ではないなど)に絞って参加することが賢明です。
予想に自信が持てないレースは、無理に馬券を買わずに見送る「ケン(見)」という選択も、立派な戦略の一つです。
ステップ3:馬券の予想を組み立てる
参加するレースを決めたら、いよいよ予想を組み立てます。JRAの公式サイトや競馬新聞に掲載されている「出馬表(馬柱)」を開いてください。
初心者のうちは、前述の「予想の3つのコツ」を活用するのが良いでしょう。
- 専門家の印(◎○▲△)を確認し、評価が高い馬をチェックする。
- 近走成績を見て、最近のレースで3着以内に入っている馬を探す。
- リーディング上位の騎手や、その馬に連続して騎乗している騎手に注目する。
これらの情報から、「この馬は3着以内に入りそうだ」と自信が持てる馬(軸馬)を1頭、あるいは2頭見つけ出し、どの券種(まずは複勝やワイドが推奨されます)をいくら買うかを決定します。
ステップ4:馬券を実際に購入する
予想が決まったら、馬券を購入します。購入方法には、大きく分けて2つの方法があります。
方法1:競馬場・ウインズで購入(マークカード)
競馬場やウインズ(場外勝馬投票券発売所)では、「マークカード」と呼ばれる専用の用紙を使って馬券を購入します。
JRAのマークカードには、用途別に主に3つの色(緑・青・赤)があります。
- 緑のカード(基本): 単勝・複勝・馬連・ワイドなど、1点ずつ指定する場合に使います。
- 青のカード(ながし): 軸馬を1頭決めて、そこから複数の相手に流す場合に使います。
- 赤のカード(ボックス・フォーメーション): 選んだ馬の全通りを買う「ボックス」や、より複雑な「フォーメーション」で使います。
まずは緑のカードで、購入したい「開催場」「レース番号」「式別(券種)」「馬(枠)番号」「金額」の各欄を、鉛筆で濃く正確にマークします。記入したマークカードと現金を「自動発売機」に投入すると、馬券(勝馬投票券)が発券されます。
方法2:インターネット投票(即PAT)
「即PAT(ソクパット)」は、JRAが提供する公式のインターネット投票サービスです。PayPay銀行、楽天銀行、三井住友銀行など、JRAが指定する銀行の口座をお持ちであれば、スマートフォンやパソコンから手軽に馬券を購入できます。
利用には以下のステップが必要です。
- 新規登録: JRAの公式サイトから即PATの登録手続きを行います。注意点として、この登録手続きは競馬開催日の馬券発売時間内(例:土日の日中など)に行う必要があります。
- 入金: 登録完了後、まずは即PATの投票用口座に、ご自身の銀行口座から資金を移動させる「入金」手続きを行います。
- 投票: 入金した資金の範囲内で、レースや馬券を選択し、投票(購入)を確定させます。
即PATは、競馬場に行けない日でも手軽に参加できる非常に便利な方法です。
ステップ5:レース観戦と結果の確認
馬券を購入したら、いよいよレース観戦です。競馬場やウインズの大型モニター、テレビ(グリーンチャンネルなど)、またはJRAの公式サイトのライブ配信などで、予想した馬を応援しましょう。
レースが終了し、着順が確定(「確定」のランプが点灯)したら、結果を確認します。
- 的中した場合(現地購入): 的中した馬券を「自動払戻機」に投入すると、払戻金が現金で出てきます。
- 的中した場合(即PAT): 払戻金は、即PATの投票用口座に自動的に振り込まれます。この口座に貯まったお金は、次のレースの資金に使えるほか、ご自身の銀行口座へ「出金」手続きをすることで移動できます(自動では銀行口座に戻らない点に注意が必要です)。
そして、的中・不的中にかかわらず、なぜその結果になったのかを簡単に振り返る(反省する)ことが、次の予想のスキルアップに繋がっていきます。

競馬の当たりやすいレースを見極める
的中率を上げるためには、どの馬を選ぶかという「馬選び」と同じくらい、どのレースに参加するかという「レース選び」が重要になります。
全てのレースに手を出すのではなく、予測しやすい、いわゆる「堅い」決着になりやすいレースを選ぶことが、初心者の勝利戦略の鍵です。
少頭数のレースを選ぶ
出走する馬の数が少ないレース(一般的に10頭立て以下)は、多頭数のレース(最大18頭立て)に比べて紛れが少なく、実力のある馬が順当に力を発揮しやすい傾向があります。レース展開も読みやすく、初心者には最適です。
ハンデ戦を避ける
「ハンデ戦」とは、実績のある馬ほど重い負担重量(斤量)を背負い、実績の劣る馬は軽い斤量で走れるように調整されたレースです。このルール自体が波乱を誘発するように設計されており、実力通りに決まりにくいため、初心者のうちは避けるのが無難です。
馬場状態が良いレースを選ぶ
雨や雪の影響で馬場状態が悪化(稍重・重・不良)すると、パワーや特殊な適性が求められ、人気馬が実力を発揮できずに敗れるケースが増えます。これも波乱の要因となるため、芝・ダートともに「良」馬場のレースを選ぶのが堅実です。
競馬 初心者 予想の3つのコツ
競馬新聞やJRAの公式サイトで提供される出馬表、通称「馬柱(うまばしら)」は、まさに情報の宝庫です。しかし、競馬を始めたばかりの方にとっては、そのあまりにも多い情報量に圧倒され、どこから手をつければ良いか迷ってしまうかもしれません。
実際、全ての情報を一度に理解しようとするのは困難です。そこで、ここでは、予想の第一歩として初心者がまず押さえるべき、比較的シンプルで効果的な3つのコツを紹介します。まずはこの3点に注目するだけで、レースの見え方が変わってくるはずです。
1. 専門家の印(シルシ)を参考にする
最も簡単な予想の入り口は、専門家の知恵を借りることです。競馬新聞やスポーツ紙、競馬情報サイトには、専門の記者や評論家による予想の「印(シルシ)」が掲載されています。
これらは、専門家が血統、過去の成績、調教(トレーニング)の状態、レース展開など、あらゆる複雑なデータを分析した結果を、分かりやすい記号で示したものです。
- ◎(本命): 最も勝つ可能性が高いと判断した馬
- ○(対抗): 本命を打ち負かす可能性がある、2番手評価の馬
- ▲(単穴): 展開次第で、◎や○をまとめて負かす力を持つ、3番手評価の馬
- △(連下): 2着や3着に入り、馬券に絡む可能性がある馬
これらの印が多く集まっている馬は、多くの専門家から「有力馬」と評価されている証拠です。特に、どの媒体を見ても◎や○が集中している馬は、そのレースの軸となる「1番人気」になる可能性が高いでしょう。初心者のうちは、この最も印が厚い馬の「複勝」を買うことから始めるのは、王道とも言える戦略です。
ただし、注意点もあります。専門家とて常に的中するわけではありません。また、印が特定の馬に集中せず、バラバラに散らばっているレースもあります。これは専門家の間でも意見が分かれる「混戦」を意味しており、初心者のうちは無理に手を出さず、次のレースを待つ(ケンする)という判断もできます。
2. 近走成績(最近のレース結果)を見る
競走馬もアスリートであり、人間と同じように調子の波があります。その現在の調子を測る最も直接的な指標が、過去のレース成績、すなわち「近走成績」です。
出馬表には通常、過去3走から5走程度の成績が記載されています。注目すべきは、単に前走(最も新しいレース)の着順だけではありません。
例えば、前走が10着と惨敗していても、2走前、3走前に1着や2着と好走していれば、前走には何か明確な敗因(例:スタートの出遅れ、苦手な馬場状態、距離が合わなかったなど)があったのかもしれません。逆に、ここ3走連続で10着以下が続いているような馬は、調子を落としているか、現在のクラスでは力が足りない可能性が考えられます。
まずは、「近3走以内に、3着以内に入ったことがあるか」をチェックするだけでも、その馬が今回好走する可能性があるかどうかを判断する材料になります。
3. 騎手(ジョッキー)に注目する
競馬は馬の能力が7割、騎手の腕が3割とも言われるほど、馬を操る騎手(ジョッキー)の役割はレース結果に大きく影響します。
もちろん、年間勝利数の多い、いわゆる「リーディングジョッキー」が騎乗する馬は、それだけで信頼度が増します。彼らは優れた技術を持ち、有力な馬に乗る機会も多いため、自然と好成績を収めることが多くなります。
加えて、「継続騎乗」かどうかも確認したいポイントです。前走と同じ騎手が引き続き騎乗する場合、それは馬の癖や特徴を掴んでおり、陣営(調教師や馬主などのチーム)からの信頼も厚いと推測できます。特に、前走で良い成績を収めたコンビがそのまま次も騎乗する場合は、期待が持てます。
これらの3つのコツは、あくまで予想の入り口に過ぎません。しかし、闇雲に馬を選ぶのではなく、「専門家の評価が高い」「最近の調子が良い」「腕利きの騎手が乗っている」という根拠を持って馬券を購入することが、競馬の楽しさを知り、予想のスキルを上達させていくための第一歩となります。

競馬初心者こそ当たりやすい馬券で学ぶ
競馬で利益を追求するためには「回収率(投じた金額に対して、いくら戻ってきたか)」が100%を超える必要があります。
しかし、初心者が最初から回収率を意識しすぎると、的中率が低くても配当の高い3連単などに手を出してしまいがちです。その結果、馬券が全く当たらず、競馬の楽しさを知る前に資金が尽きてしまう、という事態に陥りかねません。
競馬初心者こそ、まずは「的中率」を最優先すべきです。複勝やワイドといった当たりやすい馬券で、「自分の予想が正しかった」という成功体験を積み重ねることが重要になります。
10回連続で外れる経験よりも、10回中4回的中する経験の方が、はるかに多くの学びと、競馬を続けるためのモチベーションを与えてくれます。的中したレースの何が良かったのか、外れたレースの何が悪かったのかを振り返る(フィードバック)頻度が高いほど、予想のスキルは早く上達します。
競馬初心者は「当たりやすい」から始めよう
この記事では、競馬初心者が「当たりやすい」買い方にたどり着くための基礎知識と戦略を解説しました。
競馬の世界は奥深く、学ぶべきことは多いですが、最初の一歩は非常にシンプルです。まずは的中しやすい馬券で、レースを予測し、結果を確かめるというサイクルを体験することから始めてください。
- 競馬に「必ず儲かる買い方」は存在しない
- 馬券の売上からは「控除率」が引かれている
- 控除率の壁を超えることが「競馬で勝つ」ということ
- 初心者が最初に覚えるべき馬券は「複勝」と「ワイド」
- JRAには全部で10種類の馬券がある
- 最も当たりやすい馬券は「複勝」(18頭立てで約16.7%)
- 次に当たりやすいのは「ワイド」(18頭立てで約2.0%)
- 3連単の的中確率は極めて低い(18頭立てで約0.02%)
- 複勝は控除率が低く、購入者に有利な券種である
- ワイドは複勝の次に当たりやすく、バランスが良い
- 馬券購入は競馬場、ウインズ、またはネット(即PAT)で可能
- 的中率を上げるには「レース選び」が大切
- 「少頭数」「良馬場」「ハンデ戦以外」のレースが狙い目
- 予想は専門家の印や近走成績、騎手を参考にする
- 初心者は「的中率」を優先し、成功体験を積むことが上達の近道
